【特集】日本の神社について考えてみる

最終更新日 2024年11月20日 by carret

「日本の宗教と神社について知りたい」
「神社ってそもそも何の意味があるの?」
「伊勢神宮や神社本庁などに興味がある」

世界を見渡すと、いつの時代でもどんな時でも戦争や紛争、侵略が行われています。
今や異国のロシアがウクライナを侵攻し、戦争が注目されていますが、それはまれな事でもありません。
日本人が知らないところで、常に世界では戦争や醜い侵攻が行われているわけです。

戦争や侵攻が世界中で起こる理由

その原因や根本を突き詰めると、ほとんどが宗教戦争やキリスト教にユダヤ教などが関連してきます。
聖地の奪還や侵略などでもめていることがほとんどで、いわば世界中どんな時代でも宗教戦争が行われていると換言できるわけなんです。
特にヨーロッパや中国など大国で陸続きであると、いつ隣国が攻め込んでくるかもわからず緊張感は半端ではありません。
その点、日本は四方八方を海に囲まれた島国であり、宗教争いなどがなく平和な国と認識されてます。
無宗教の人が多いと言われる日本で、なぜ宗教戦争がほかの国では起こるのか理解に苦しむ人も少なくありません。
日本人は無宗教、日本人は信仰心がないと解釈されがちですが、本当は多くの人々が信じていることがあります。
それが天照大神の神社ということになるんです。

日本には神社仏閣が無数にある

都会であろうと地方山間部であろうと、日本には神社仏閣が無数にあります。
そして大みそかにはお礼参り、新年には初詣を欠かしません。
ある種日本人の文化行事や慣習のように行われていて、義務のように行われる初詣ですがこれは国民皆が天照大神を奉り、信仰している表れなのです。
自信がピンチに陥ったとき、修羅場に遭遇した時、絶体絶命の場面では日本人なら誰でも心の中で、神様とお祈りしています。
これこそが日本人が天照大神を信仰している証拠です。
子供が誕生する前には、必ずお宮参りで安産祈願をするでしょう。
そして子供が生まれたら、五体満足であることに感謝し子供の健康と健やかな成長を願って宮参りを欠かしません。
次第に三歳、五歳、七歳と成長していけば七五三参りを行います。
このような宮参りは子供に限ったことではありません。
大人になってからも厄払いに訪れるわけです。
男性の大厄などには必ず厄払いに訪れます。
日本人の日常生活にはこのように天照大神が常に念頭にあり、きちんと信仰心をもちその行事や祈願を行っているんです。

日本にある神社の総元締めが三重県伊勢にある伊勢神宮

この天照大神信仰は、邪馬台国やそれ以前の時代に迄さかのぼるとも一説では言われてます。
そして日本にある神社の総元締めが、三重県伊勢にある伊勢神宮に通じるものなんです。
多くの人はそのことをあまり知ってはいません。
近隣の宮参りをして祈願するということは、すべてお伊勢さんの大甕身に通じているんです。
さらにこうした信仰や神様の在り方は、皇室や天皇と切っても切り離せないことです。
皇室とはこの伊勢神宮等神様への信仰や、祈願を専門に行い国民の健康と平和を祈願する役が与えられてるのです。
皇室行事のほとんどを占めるのが、神への信仰行事であり伊勢神宮への祈願であることも知らない人が多いんです。
かつて天皇は現人神として奉られていた存在です。
それを日本人が信仰してきたわけなんです。
近年では皇室や天皇は、現人神ではなく国民の象徴という位置づけになってます。
国民を代表して国民の平和路健康を祈念することが主たる役目になってるんです。
こうした信仰行事を陰で支えるのが宮内庁という省庁の役割です。

皇宮日の使途が不明瞭であるということが問題に

国民から集められた税金を原資として、皇室行事や祈願行事、後続の生活費などに充てられているのです。
それゆえ皇族は自分の一存だけで国民の血税である税金を使うことは許されてはいません。
皇宮費というものが毎年定められ、それを使って行事や生活が賄われるんです。
しかしながら昨今、この皇宮日の使途が不明瞭であるということが問題になってます。
皇族の人々は確定申告をするわけでもなく、収支報告書を作成するわけでもないため、国民が実際税金がどんなことに使われているのか知るすべがないんです。
一部の宮家の私的流用がメディアで報道されたり、使途不明金も多いことが明るみになり世論は収支報告書を提出するように求める小手が高まってるのです。
さらに皇室の方々の生活も、現代の日本人の文化やカルチャーにそぐわずに、窮屈な生活が強いられているのも事実です。
プライバシーが守られず、一般国民のように自由に外を出歩いたり恋愛をしたりすることが許されず、まさにかごの中の鳥状態の生活が強いられてます。
現人神でなくなった皇室の方々も、われわれ国民と同じ人間であり、伝統に縛られた生活をすることに無理が生じてきているのも事実なのです。

まとめ

今後神事をつかさどり、国民の象徴として後続を存続させるのかということも非常に多くの人が関心を持っていることなんです。
しかしながら日本の皇室は神社の神事を代表して行う象徴であると同時に、日本が世界に誇ることのできる長い歴史をもつ血統であるのに違いありません。
歴史や文化を保存するうえで皇室という血筋を守ることも非常に大事であるのは言うまでもありません。

 

こちらも参考
神社本庁